インプラントとは

不幸にも歯を失ってしまった場合、取り外し式の義歯が一般的に選択されます。しかし元の自分の歯のようにしっかり噛みたい、どうしても義歯に抵抗があるという方にはインプラントをお勧めします。また、インプラントはブリッジのように両隣の歯を削ることなく歯が無い部分を回復できるというメリットもあります。欠点は外科的処置が必要であることと、顎の骨との結合までに3カ月程度かかる事です。また健康保険は適用外です。顎の骨の条件によっては治療が不可能な場合もありますので、医師とよく相談してください。当院での治療費はケースによって1本約300,000円から400,000円(税別)です。


インプラントのメリット・デメリット

ここではインプラント治療のメリットとデメリットについてまとめてみました。

・入れ歯やブリッジと比べ、より天然の歯に近い見た目にできる。
・入れ歯やブリッジと比べ、より天然歯に近い噛み心地となる。
・他の健康な歯に負担をかけたり、削ったりすることがない。
・健康保険適用外の自由診療となるため、治療費が高額となる。
・インプラントをあごの骨に埋入する手術が必要となる。
・あごの骨には神経や血管が通っているため、一定のリスクが存在する。
・糖尿病などの持病のある場合は、治療が出来ない場合がある。
・血液をサラサラにする薬などを服用している場合は、治療できない場合がある。
・骨粗しょう症の薬を服用している場合は、治療できない場合がある。
・定期メインテナンスを受けないと、歯周病のような症状が発症し、インプラントが脱落してしまうことがある。


検査について

インプラント治療では、あごの骨にインプラントを埋め込む手術をすることになります。現在、インプラント自体は一般的な手術となっていますが、あごの骨には神経や血管が通っている為、しっかりとした検査が必要になります。当院では、院内に「歯科用CT」を設置しており、従来のレントゲンによる2次元画像とは違い、3次元の立体画像で、あごの骨、神経、血管の状態を、精密に把握することが可能となっています。

 

インプラントの治療方法

インプラントの手術では、まず、ドリルであごの骨にインプラントを埋入するための穴を開け、そこにインプラントを埋入します。インプラント埋入後は一度縫合し、期間をあけて、インプラントとあごの骨がしっかりとくっつくまで待ちます。インプラントとあごの骨がくっついたら、アバットメントという、インプラントと人工の歯を連結するための土台を装着し、その上に人工の歯を取り付けます。


インプラント周囲炎とは

インプラントは天然の歯に近い見た目や噛みごこちを実現できるとしても、やはり人工物です。天然の歯の場合も、ご自身でのブラッシングや定期的な歯科医院でのメインテナンスを怠ると、歯周病のような状態になり歯を失うことにも。まして人工物のインプラントであれば、プラークコントロールが天然歯の場合よりも大切となります。これらを怠ると、天然の歯と同じように歯周病のような状態になってしまうことがあります。インプラントの歯周病のような状態を「インプラント周囲炎」といい、インプラント周囲炎になると、最悪、せっかくのインプラントを失ってしまうことにもなりかねないのです。


 

インプラントの定期メインテナンス

インプラントも天然の歯と同じように、プラークコントロールが非常に大切です。せっかくのインプラントを長持ちさせるためには、ご自宅での毎日のブラッシングと、歯科医院での定期的なメインテナンスが重要です。当院ではインプラントのメインテナンスを必須としており、患者様には定期的なメインテナンスを受けるようお願いしています。