治療の例

意外と目立つ下の前歯

「笑った時に見えるのは上の前歯だから、とりあえず上の前歯だけ綺麗にしたい。」このような要望で来院される患者様は多くいらっしゃいます。もちろん写真を撮る時など、にっこりと歯を見せて笑う時は上の前歯の美しさが確かに重要です。しかし、日常生活の中で会話をしている時などは意外と下の前歯も目立っているのです。また、正しい噛み合わせは上下の歯で成り立っていますから、上の歯並びだけが綺麗になっても機能的には不十分です。この患者様はそのポイントに気づかれ、当院へ来院されました。

●治療法
部分矯正治療

●費用
30〜40万円(税別)


世代別の審美治療

審美治療と言葉から、単に「白い歯」というイメージを持たれる方も多いと思います。しかしながら本来の人間の一生を考えれば、それぞれの患者様の人生のステージに合わせた審美(健康的な美しさ)と言うものがあると思います。左写真の40代女性の患者様は、仕事上の事情も考慮しできるだけ白い歯をご希望になりました。ほぼ全ての歯の治療が必要な状態でしたので、インプラントやセラミッククラウンを用いてトータル治療をさせていただきました。その他3枚の写真は80代の男性患者様の審美治療の術前・術後です。仕事をリタイヤされて悠々自適の生活を送られている方ですが、あくまでも「自然な美しさ」を目指して治療をさせていただきました。もしこの患者様に真っ白な歯を入れた場合、いかにも「入れ歯」という笑顔になってしまったでしょう。最近の風潮として自然な人間の歯の白さを超越した白さを求める方が多いのも事実ですが、本当の審美治療とはやはり患者様それぞれの「自然で健康的な美しさ」を再現すべきものであると思います。


全体矯正後の被せ物治療

歯並び全体の矯正をした後に、前歯のセラミック治療をしたケースです。左が術前ですが、歯の神経が死んで黒ずんでしまった正面右の前歯だけをただ単に治療してもバランスの良い結果は得られません。中央は矯正後の状態です。まだ古い詰め物はそのままです。黒く変色してしまっていた歯は漂白をして、被せ物治療後の歯ぐき付近の黒ずみを防ぐことにしました。右は治療後、セラミッククラウンを入れた状態です。その他の歯の古い詰め物もコンポジットレジンで治療し直しました。

●治療法
矯正治療、セラミック補綴治療

●費用
各項目参照


部分矯正後の被せ物治療

歯並びに問題がある場合、ただ単に歯の被せ物(クラウンなど)を新しく入れ替えるだけでなく、部分的に矯正をした後に被せ物を入れ替えると仕上がりのバランスが良くなります。このケースでは隙間が中途半端に空いている歯列を部分矯正してから、セラミックのブリッジを新たに入れました。左が治療前、二番目が矯正の計画、右が治療後です。

●治療法
部分矯正治療、セラミック補綴治療

●費用
各項目参照


矯正治療による顔貌の変化2

矯正治療による口元のプロフィールの改善。左2枚が治療前、右2枚が治療後です。

●治療法
矯正治療

●費用
60〜80万円(税別)


矯正治療による顔貌の変化1

矯正治療によるメリットは歯列不整の改善よる審美回復に重きを置かれがちですが、その他にも咀嚼機能の改善や虫歯・歯周病の予防性向上などが挙げられます。それ以外の大きなメリットとしては、東洋系の人種に多く観られる口元の前突感(いわゆる出っ歯)がある場合、この改善による横顔のプロフィールが明らかに良くなるという点です。左2枚が治療前の歯並びと横顔、右2枚が治療後の歯並びと横顔です。

●治療法
矯正治療

●費用
60〜80万円(税別)


正中離開2

海外の大学留学を半年後に控えて、以前から気になっていた前歯の隙間を治したいということで来院された患者様のケースです。このケースの場合、ただ単に詰め物や被せ物で隙間を埋めたのでは前歯2本だけが大きく幅広の歯になってしまいます。約3ヶ月の部分矯正治療で少し隙間を小さくした後、前歯2本の形をコンポジットレジンで若干修正し全体のバランスを整えました。治療後は自信を持って笑えるようになったとのお言葉をいただきました。

●治療法
部分矯正治療、コンボジットレジン治療

●費用
矯正費用 10〜30万円(税別)
コンポジットレジン治療 15000円(税別)/1歯


審美治療の難しいケース2

左写真向かって右側の黒ずんでいる歯をセラミッククラウンで治療したケースです。このように患者様ご自身の歯に縞模様のような複雑な色調の特徴(キャラクター)がある場合、それを忠実に再現し視覚的に周囲の歯にいかに溶け込ませるかが非常に難しい点です。特にセラミッククラウンは制作する過程でセラミックを焼成する前と後で色調が変化するため、このようなケースでは特に高度な技術が要求されます。真ん中の前歯2本の歯の先端が欠けている部分は、コンポジットレジンで修復しました。

●治療法
セラミック補綴治療、コンポジットレジン治療

●費用
セラミック補綴治療が難易度が高いため12〜15万円(税別)


部分矯正

歯並びの一部分に不整がある場合、部分的な矯正治療でより良い結果を出すことができます。この11才の患者様は、上顎の犬歯が手前の歯のさらに上から生えてきてしまったとのことで来院されました。下顎の歯並びには特に問題がなかったので、上顎のみの部分矯正にて治療を行いました。左2枚が治療前、次が矯正装置を着けた状態です。治療は約1年で終了し、最後の写真は治療1年後の状態です。

●治療法
部分矯正治療

●費用
30〜40万円(税別)


ガミースマイルの改善

笑ったときに歯ぐきが見えすぎてしまうことを「ガミースマイル」と言います。このような場合は歯ぐきの整形手術で歯と歯ぐきの見え方のバランスを整えます。左から術前のスマイル、術前の歯は小さくて表面にレジンのラミネートベニアが施されていました。当院では歯ぐきの整形をしたうえで、セラミックのラミネートベニアで歯の大きさ・色調を整えました。右が術後のスマイルです。

●治療法
歯肉整形術、ラミネートベニア治療

●費用
歯肉整形術 5〜6万円(税別)
ラミネートベニア治療 10万円(税別)/1歯


ホワイトニングとコンポジットレジン

前歯に小さな虫歯ができてしまった場合、通常はコンポジットレジンと呼ばれる歯の色に似たプラスティック系の詰め物で治療します。しかしその後ホワイトニングを行うと、コンポジットレジンを詰めた部分は漂白されないので白くならず、逆に目立ってしまうことがあります。そのような場合は、ホワイトニング後にもっと白いレジンに詰め替える必要があります。左写真がホワイトニング前、中写真がコンポジットレジン(経年変化で変色しています)が詰めてある場所、右写真がホワイトニング後にコンポジットレジンも詰め直した状態です。

ホワイトニングの項目参照


ラミネートベニアの再治療

ラミネートベニアは歯を削る量が少ないという点では優れた審美治療法ですが、患者様の噛み合わせや歯の状態によっては「剥がれる」というトラブルを起こす場合があります。このケースでは、向かって右側の前歯を他の歯科医院にてラミネートベニアで治療された患者様が剥がれたとのことで来院されました。噛み合わせのチェックをしたところ、もう一度ラミネートベニアで治療してもまた剥がれる危険性があったため、オールセラミッククラウンで再治療させていただきました。向かって左側の前歯にはもともとセラミッククラウンがかぶさっていましたが、色調をもう少し明るくしたいとのご希望があり、こちらも合わせて再治療させていただきました。左が術前、右が術後です。

セラミッククラウン治療の項目参照


外傷で歯が折れた場合

事故などにより不幸にして歯を折ってしまった場合、もし折れた歯のかけらがあれば特殊な接着剤により固定することができます。(左が事故直後、右が治療後)折れた場所によっては歯の神経の治療を要する場合もありますが、取りあえずできるだけ早く当院にお持ちください。もちろん歯のかけらがない場合も適切な処置を行えば、驚くほどきれいに修復することができます。歯自体が抜けてしまった場合でも、歯ぐきにもう一度植え直すことができる可能性がありますので、抜けた歯を軽く水で洗った後(ゴシゴシ擦らずに!)牛乳に浸けてお持ちください。

外傷の程度によって治療法、費用とも変わります。


審美治療1

左が術前、右が術後です。向かって右側の前歯が治療が必要なのは明らかですが、この歯の治療だけでは歯は白くなっても出っ歯の改善はできません。患者様の希望する歯並びも改善させるためには、向かって左側の少し欠けている歯の治療も必要でした。オールセラミッククラウンで治療しました。

セラミック補綴治療参照


オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウンは、従来のメタルボンドクラウンと呼ばれるセラミッククラウンと異なり、金属を一切使用していません。したがって天然歯同様の自然な透明感が得られ、もっとも審美的な治療が可能となります。また金属アレルギーでお困りの患者様にも、安心して治療をお受けいただけます。反面強度的な問題で、歯軋りや食いしばりの習慣がある患者様には適さない場合もあります。

セラミック補綴治療参照


交換期の床矯正

乳歯から永久歯に生え変わる時期を交換期といいます。この時期に生えてきた永久歯の咬み合わせが悪い場合は、早めに簡単な取り外し式の矯正装置(床矯正)での治療をお勧めします。比較的短期間で不正咬合が改善でき、将来本格的な矯正をしないでも済むことが多いからです。このケースは治療期間が1ヶ月ほどで終了しました。最後の写真は2年後の様子です。

●治療法
床矯正治療

●費用
10〜20万円(税別)


審美治療の難しいケース

審美治療で一番難しいのは、前歯の左右どちらか片方だけを治すケースです。すぐ隣の患者様自身の歯にぴったりと合わせた形や色調を再現しなくてはなりません。このような場合、当院では歯を作成する技工士が直接治療に立会い、患者様の自然な歯の形や色調を出来るだけ再現できるようにしております。この症例は向かって右側をセラミック(メタルボンド・クラウン)で治しました。

セラミック補綴治療が難易度が高いため12〜15万円(税別)


正中離開

「正中離開」とは前歯の真ん中に隙間がある状態です。歯の形や大きさが小さくて隙間がある場合は、セラミックなどの人工物で治しますが、そうでない場合は矯正治療で治す場合もあります。このケースは前歯2本だけに矯正装置を付け、隙間を埋めました。

●治療法
部分矯正治療

●費用
部分矯正でも治療範囲が小さいため10〜12万円(税別)